黒い下着の女

1.自宅
とあるレンタルビデオ店。Y男(仮名)。17歳。高校二年。学生アルバイト。Y男は、とあるレンタルビデオショップにいた。ビデオ(VHS)が、ラックにところせましと並んでいる。Y男(仮名)は、店内の一角にやってきた。Y男がやってきたのは、アダルトビデオのコーナーだった。
いろいろと物色している。その中で、Y男の目に止まったものがあった。『黒い下着の女』。そのビデオのレーベルには、そう書かれている。“黒い下着の女”という文字の下に、このアダルトビデオの主演の女優であろう女性の写真が入っている。その小さな矩形のスペースには、足を開いて腰をおろした女性の大腿から上の画(え)が写されている。女性は、下着姿だった。
ウェーブのかかった長い黒髪。黒いブラジャー。黒いパンティー。白と黒のガーターベルト。白と黒のショルダーガーター。白い肌と黒い下着のコントラストが物凄い。Y男は、アダルトビデオ、『黒い下着の女』を手に取った。Y男は、『黒い下着の女』をレンタルした。

Y男の自宅
Y男は、高校二年生(17歳)だ。両親とともに実家(自宅)暮らしである。都内の公立高校の二年生。学業成績は中の上。内申書の点数も悪くはない。学園生活で特に困った問題もない。対人関係で特に困ったことはない。まだ二年生であり、進学の準備期間でもない。先にも述べたように学業不振に悩んでいるということもない。いたって普通の高校二年生であった。